次の3つの半円を思い浮かべよう。 図の大きな円の半円。これを 「大きな半円」とする。 大きな半円の3分の2の直径を持つ 「中くらいの半円」。 大きな半円の3分の1つの直径を持つ 「小さな半円」。 この3つを使って考えるんだ。
たとえば、小さな半円の面積を1と する。 中くらいの半円の直径は小さな半円の 2倍の長さだから、面積は4となる。 大きな半円の直径は小さな半円の 3倍の長さだから、面積は9となる。 この面積を使って計算してみよう。
(I)と(III)の面積を3つの半円で 表すと、 大きな半円−中くらいの半円+ 小さな半円、となる。 ヒント2の面積に置き換えると、 9−4+1=6、となるよね。 では、(II)の面積はどうなるかな?
ここまでくれば、あとは簡単だ。 大きな半円の面積が9。半円だから、 その2倍が大きな円全体の面積だ。 9×2で18が円全体の面積となる。 ここから(I)と(III)の面積を 引いた残りが(II)の面積だ。 さて、いくつになるかな?